イノベーション思考回路【01 未来を楽しんで創造する】

 何故、アメリカでイノベーションが起きやすいのか?
 人材、資金など様々な理由が考えられますが、アメリカ人の根本にある考え方に特徴があるのではないかと感じてます。


 第1回目は『考える時は、どんな感情なのか?』

いつでもどこでも楽しむ

 いつでも、どこでも、会議中でも、アメリカのクリエイティブな人たちは楽しんでます。楽しむと言っても、ふざけている訳ではありません。(日本人から見ると、ふざけているようにも見えてしまいますが・・・)

 

 ここで重要なのが、自分勝手に楽しんでいる訳ではないという事です。

 

 楽しんでいる姿勢が、自分だけ楽しければ良いという閉じた楽しみ方ではなく、周りの人も含めて一緒に楽しむという開いた考え方です。

 その開いた考え方は、『より多くの人を楽しませたい』という視点で、更に広がります。


未来を楽しむ

 未来を考えながら、様々なアイディアを創出します。

 人々が楽しみながら、その商品を使っている風景をイメージしています。

 

 例えば、考え方として

  Aさん:『新しい傘を開発して市民をびっくりさせたい。』

  Bさん:『そもそも100年先の未来は、今の傘の形では無いと思う』

  Cさん:『数百年続いた傘の形から脱却しよう!』

  Bさん:『では、〇〇のような形なら、楽しいと思う。』

  Cさん:『こっちの方式の方が、未来の市民は雨の日を楽しめそう!』

 というように、「びっくりさせたい」や「楽しんでもらいたい」という衝動が、革新的な商品を生み出している原動力となっているように感じます。

 

 毎日、市民に楽しんでもらいたい。

 そのためには、先ず自分が楽しまないといけない。


 楽しんで生み出した商品こそ、お客様は楽しんで買ってくれる。

 なぜなら、買い物はレジャーだから・・・

 そのような考え方が、アメリカにはあります。


◎100年先の未来は今と同じではない。
◎今より楽しい未来を空想する。


 この2点を考えながら、思考するとイメージしやすいと思います。


 悲壮感漂う会議室で、長時間椅子に座って真面目に話し合っても、市場を変える商品は生まれない。

 楽しんで生み出したものこそ、楽しんで使ってもらえる。

 そんな商品が、市場を変える・・・

 

 このような思考回路が、アメリカの会社空間に漂ってます。


 

 


M-Cross International Corporation Column

米国トーランス市に拠点を置くMCICが、米国進出のノウハウや独自の市場分析をコラム形式にて情報を掲載

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